古民家改修、春を待つ その17
さてさて、また作業の続きです。
なんかもう最近はここか他のとこでの仕事でそれ以外無し。
仕事ネタ以外無しの人生真っ盛りです。これで良いのか?
まぁともかくやっていきましょう。
まずはこの場所の床下地張りを終えて。
ふと上を見れば土壁。
見てわかるように半分から下は数十年前のリフォームで新しく組まれたドア枠。
ここは土壁抜いて作られたとこな訳ですが、もう上半分がなんて言いますか、
ブランコみたいにブワブワ揺れています。
ここを化粧ベニヤ板で封印してあったのですがもうめくっちゃいましたしね。
因果なもので、こういう「ツケを払う」みたいな仕事がよく僕に廻ってきます。
もう、これは運命なのかもしれないですね。
弱気になっててもどうしようもないので、ここは元気よく思いっきりブン殴って
壁をぶっ壊します。ガンガン、行きますよ。
数分後、全撤去。やり始めたらこんなのすぐに終わります。
おっと上方に穴が開いてしまいました。
な、なんだ、この穴は?!(←駄演技 笑)
実はまだちょっと秘密の、穴・・なのです。
わかりにくいですが昼頃に一時的に雪。雪見ながら弁当食べました。
昼休み、少しは休む事にしています。
そうしないと止まる事無く時々モノを食べながら僕は作業終了まで動いて
しまうのです。でも、そういう時は大体ケガしますからね。
予防に少しは休む事を心がけます。
そして。家主さんのアイデアも固まってきていまして、鉄板張っただけの壁に
明かり取り窓が欲しいという事で。
マスキングテープで落書きみたいにアタリを取っておいて・・。
グラインダーでギャ〜〜ンと切り開けます。
あぁ、これって以前関わらせてもらった瀬戸のtalo-Kさんとこのみちば屋さんの
窓を開けたのと同じ方法。ついつい思いだしてしまいます。
窓枠は自作か古い窓枠流用になるので、穴は少し小さめに開けておきます。
また窓枠と合わせながら調整です。大きくするのは、すぐにできますからね。
こちらの壁面にも穴。さっさと開けて全体を見ます。
いろんなとこに穴を開けまして。単純に日光の入る箇所が増えたので、電気を
付けなくても暗かった元納屋が明るくなってきました。
なんとなく、今日で場所の雰囲気と言うか、空気の質が変わった気がします。
そしてまたここには構造材を入れて。
こういう作業大好きでして、パシパシ決まってくるとやっててホントに気持ち
いいのです。この流れでどんどん進めます。
そしてここにも下地板を張ってこの日は終了。
だんだん、次が見えてくる感じです。
作業終わりの外からの様子。新たに開けた窓の「種」の様なのが見えますね。
外にはまだ元々の内装をぶっ壊した時の材が多く積んであります。
寒い日にはこれを焼いて暖を取ります。
まぁこうやって徐々に進んでいくしかないようですね。
また、次回に続きます。
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