夏休みの工作。RICOH GXRのグリップを作ってみるの話 制作篇
はい、グリップ制作篇に続きます。
いよいよグリップ作るわけですが、お金をかけずにってのも大事な事で。
作業場にある端材を探し出して、それを見繕ったものでなるべく作ります。
下部ベースはローズウッド、グリップ部は鉄刀木という割と硬めの木で
組んでいきます。切り抜きなんかは木工の糸鋸マシンとか使ってサッサーっとね。
組んで、接着して、形を削り出します。何度も握って手の形に沿う様に微調整します。
もう、ここらへんは作品作るのと同じ手順ですよね。特に説明とかできないのです。
とにかく突き進むのみ…。
で、今回のキモ。
フードとルーぺの部分なんですが、以前リサイクル屋で見つけたペンタックス67
という機種のウエストレベルファインダーを使用することにしました。
確かこれ、500円なり。
普段はコンパクトなのに、展開するとバコン!と出てきます。
通常時は邪魔にならないとこがこの部品の選択の大きな理由ですね。
そう言えば。
今RICOHってペンタックスのデジタル部門と提携してるんですよね。
写真はPENTAX Qって機種より。
ならば今回の部品のチョイスも間違いなしな気がしますね。
関係ないけどふと思い出したのは背面にも顔があるガンダム。
まぁ、ノリ的にはこんな感じで。
話がズレました。戻します。。
ちょうどいい出っ張りみたいなとこがあって、ここをグリップの木材に
埋め込むことにしました。
でも、ちょっと長いのでグラインダーでカット。
こういうのも、いつものこと。。
位置を合わせて、まずは2液混合接着剤で固定していきます。
接着剤がはみ出すとめんどくさいのでマスキングも忘れずに。
接着材の硬化後、GXR本体に固定するためのネジ部を設け、さらにグリップ部
にも三脚が組めるように、三脚ネジ受けを作ります。
こういうとこ、僕って変にこだわるんですが、Eリングってのをネジの抜け
止めに入れるのも忘れずにやっておきます。
ほら、気がついたら無くなってた、しかも山の中で!とかになると大変でしょ?
備えあれば憂いなし、ですね。
色々組み合わせてこんな感じで。
コルクシートも貼って本体の滑り止めに。。
フードとベースの木材のつなぎには2mmボルトを2本入れておきました。
電源入れたらこんな感じに。
これで真昼間の外撮影時も構図とか見やすくなりましたよ。
Nikonの55mm F1.2というレンズが僕は好き、と言うか気になってまして。
手放してはまた買うってのを繰り返すこと3度目。うん、たぶん好きなんだな。
ただ、絞りを開放するとピントの合う範囲がものすごくシビアになりピンぼけ多発。
失敗ばかりです。
GXRで使うのも失敗多かったのですが、今回のフードにはルーペもついてるので
これからに期待、ですかねぇ。。
もう、こうして置くと一体これは何なのか?
意味わかんないですよね。
ま、そういうのが好きなんですけど。
最後になりましたが。
結局欲しいものは作るしかないんだなってのをまたあらためて思いましたね。
今回のグリップ、かかったお金は1000円くらい。作業時間自体はそうですね、
合間合間で3時間くらいかな?
もっともこれを作り出すGOサインが自分の中から出るまでに、モノスゴイ
時間かかってますけどね〜笑
そうそう、もちろんグリップ付けたままユニット交換は可能です。
撮影するたびにガチャガチャ触るところが増えて楽しくなりましたよ。
ええ、変態なもんですからね、僕はね。
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