記憶メモ。頭部レントゲンから。
ちょっと思いついた事を記憶メモ。
先日、歯科医で頭部レントゲンを取りましてね。
なんか、鉛のジャケットみたいなの着込んで、頭を固定されて、機械が
チュイ〜〜ンとかいいながら機械がグルグル回転して撮影されるのですが。
ちょっとSF的っていうか、頭の中スキャンされてるみたいで面白いんですけどね。
今はデジタルなのだからだろうけど頭部レントゲンの写真はすぐに出来上がってきましてね。
それを歯科医さんの説明聞きながら今後の治療についてお話を聞いていった訳なんですが。
お話はもちろんしっかり聞いてたんですけど、ついつい僕はその写真を引き込まれるように
観てしまいましてね。
最初は、あぁ、ここ昔治した歯のとこだ、ここ、欠けてる..とか思ってたんですけど
そのうち、
『これが、俺。。
眼が大きいとかヒゲが生えてるとか鼻がどんな形とか唇が意外と薄いとか
そんなのまるでこの写真には写ってないけど、この像は俺なんだな。
しかし、という事はこの鼻だから、眼だから、俺、ってワケじゃない事になるよな。
若い、若くない、カッコいい、カッコ悪い、痩せてる、太ってる、怖そう、優しそう、
そういうのはこの写真には何も写らない。それってやっぱり一過性のものなのかもな。
じゃぁ、一過性じゃないものってなんだ?それも、この写真には写っていない。
頭蓋骨と、歯しか写っていない。でも、これは俺。
歯科医の椅子に座って存在してるのも、俺。
じゃぁ、『俺』ってなんなのだろう?
たぶん骨以外の、肉質でできた部分に潜む『俺』。
もしかして魂、とかって言うヤツなのか?
レントゲン写真にうすらぼんやり写る脳に、『俺』は居ない気がしたのだよ。
まぁ、こんな事考えてもわからない。
ただ、これから大事にしていかなくてはいけないことは、50歳を前にやっぱり(そりゃぁ人によっては大事なんだろうけど)表面的な外見の美しさの保持 とか、でなくて普遍的な輝きを持った魂なんだろうなぁ、そこを磨きまくっていくしかないんだよなぁ』
とか思いましたね。まぁ、言い尽くされたような事かもしれませんが、実際に自分のレントゲンを観ながらそう思った、ある日のお話でした。
だからどうした、ってワケではないのだけど、もう少しで何かが見えそうになった話。
まずは、メモとして、作業前に記すのでした。。
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