イニシエ デジタル 一眼 キタル。
某所より僕の元に、ほとんど未使用のオリンパスE-10という2000年に発売された
デジタル一眼レフがやってきました。
2000年と言えばまだまだデジタル黎明期。
僕が初めて買ったデジタル一眼レフを買ったのは2004年。
まだまだフィルム全盛の頃で、とにかくまだ価格も高く(この機種も約20万円だった!!)
当時の僕にはなんの関係もないブツだったので知識も何も無かったのですが。。
『田原さんだったら1000円で』
というお言葉にグラリとなり。そしてよく見るとなんかいろんなとこの出来が妙にいい!?
というのにグラリグラリ。
ハイこれ、いただきま〜す!!となったわけなんですが。
なんて言うんですか..。
先述した通り、この頃はまだまだフィルムカメラがまだ元気な頃で、デジタルカメラって言うのは
フィルムカメラになんとか追いつけ、追い越せ!を目標にしてた感じだと思うんですよね。
なので、当時のフィルムカメラの作りにすごく近く、なんだか各所がいちいち丁寧で豪華。
16年前の製品なのに色あせる事無く、最近の製品が実にチャチに感じてしまうほどです。
こういうのって、ホントにどうなんだろう?って思いますね。
なんか進化してるつもりが、大事なとこはすごく退化している気がしますね。気概とかね。
ほらほら〜!!
液晶のチルト機構。ゴツすぎる視度調整。レンズ交換は出来ないけれど、
『4倍ズームレンズでありながら開放絞りF2~F2.4という従来では考えられなかった高性能レンズを実現』!!
あぁ。ゼ イ タ ク で す 。 。 。
ただし、画素数は400万画素。電源は単3電池を4本使用。
スペック的には現行機種と比較するととんでもなく低いもの、と考えられそうですが。。
さて、では実写してみましょう。
撮ってみました。ウチのねこ。
んん〜〜?この写りがそんなにひどいものでしょうか?
僕はこれはこれで良いと思うのですけども。。400万画素、現行のiPhone以下ですが
実用には問題なさそうですよね。
もう1枚、ねこ。
少し現代モノと違うのは、撮ってからの書き込み時間が少しかかること。
それから乾電池駆動なので、数枚撮ると「もうムリムリ〜〜」って動きが止まります。
そういう時は電源落として再起動させると、また何事も無かったように動き始めます。
結局そうやって新しい電池入れてから今まで60枚くらい撮れています。
そしてまだ使えてるのでまぁ、まずまずなんではないでしょうか?
単3電池なら、結構どこでも手に入りますからね。
充電でなくてはならない!という頭に16年かけてそうなってきていますが、
このE−10をさわってるといろいろ新鮮な感じがしてきます。
でもなんだか結局のとこはフィルムカメラと近い感覚で使えるのが良いですよね。
こちらは木の芽。
レンズがF2からなので、結構撮りたいものを中心にしてその他は省略。
絵画みたいにボケさせる事が出来ます。使えるよね〜〜。
いつもはNIKONばっかりなんですけど今回はOLYMPUS。
せっかくの縁でウチに来たのでちょっと大事にしていこうかな。
最近のデジタルカメラは何1000万画素単位の勝負になってきてて、
そのインフレ感が僕にはよく理解できないものになっていていまして。
なんとなく、このE−10さわっていると、必要充分ってこういうことか!!って
なんだか納得してしまうのでした。。
よし。大事に使わせてもらいますよ〜〜!!
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