古民家改装、春を待つ その12

さて、今年の仕事始め。本年もよろしくお願いします、現場さん。
まずは塗装に向けてシーラー塗り。
天井はこのまま使うみたいなんで塗装の用意に入ります。

塗り終わって、こんな感じに。これでシミ止め、錆び止めになると思います。


ところで。だいぶ寒くなってきました。
水仕事とかちょっとキツくなったときは廃材、木っ端を焼いて暖をとります。
廃棄所に持っていくよりこの使い方の方がいいもんね。

さて、それから、この倉庫のとこ。
このあからさまに増設したような棚とか・・、ねぇ。
これ置いておくとなんかもうコトが進まないような気がしまして。

一気にぶっ壊します。
この規模ですがもう徹底的に壊します。
なんか自分でもいったい今なにやってんのだろう?とか思うことあるんですが、
物理的にいつまでも壊し続けられるわけでもなく、その限界点にタッチするまでは
とことんやらないとイケナイかな、と。

壊したらもう、元には戻りません。
自分で作るしかなし。そこに自分を追い込んでいるのだと思います。


ぶっ壊し後。
だいぶすっきりしてきました。

元々あったこの家の構造のリズムに形を乗せて作っていけたらいいな、と思います。
いかにも作った!!って感じじゃなくて、ふと気がつくと
「え?まさかここも作ったの?」
みたいな感じになったらいいな。

そして、ただ壊すだけでなく。
元々あった棚の材で、使えそうなのは残しておきます。
敗者復活は僕の根底に流れるテーマなのかもですね。
この木材の出番は必ず作ってやろうかと。。

つづく

Tahara Koji/Works,Photo,Idea..

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