それなら甘々のアマチュアで生きていくよ の話。

‪僕は建築のプロではない。‬
‪プロではないけどなぜか家の中を作り直す仕事をさせてもらっている。‬

でね。プロの大工さんの作ったとこを今解体してるのだけど、なんて言うのか、


効率重視、見えないとこはこんなもんでいいだろ、‬どうせわかんないだろ

やっちゃえ、やっちゃえ!!


みたいな声がそこの解体の手触りを通じてついつい感じられてしまうのです。
そう、レコードに針を落とすことで音が鳴り出すような感じでね。
それがどうも寂しくて、寂しくてね。

もっと、住んでる人の気持ちに寄り添った作業にならなかったのか?
もっと、家がより良く存続できるような形で直すことはできなかったのか?
そんなことを強く思ってしまいます。

いやいや俺らも最初はそう思ってたけどよ、そんな甘いこと言ってても
仕事にならんしな

ってことなんですかね。
そう思うことがすごく甘い考えで、アマチュアだって言われるなら、
僕はむしろそっちに居たいな、と思います。
そっち側からなんかものすごくオモシロいこと、異様な角度から
打ち出して行くような仕事がしたいな。

写真はめくったペラペラのベニヤの壁の中にそっと差し込んであった
タバコ吸ったあとのゴミ。
何かこう言うのはカッコ悪いと思うし、愛がないって思うんだよね。

こうはなりたくないと、思うんよね。。






Tahara Koji/Works,Photo,Idea..

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