開かない戸を 開けるのだ。
9月になりまして。
8月のバタバタと作業コミコミで伸びていた作業を始めていきます。
今回のミッションは『開かない戸を 開くようにしてほしい』というご依頼。
ご依頼主は名古屋市熱田区の「ぼろ家カフェ プチャリ」さん。
プチャリさんとは今年始めのお仕事道具市というイベントでお会いして、そこ
からなぜか不思議なご縁で作業することになりました。
今回の作業の内容なのですが
*まず、片側の引き戸が引っかかって開かない。
*観察すると戸の下側のレール部が盛り上がってきている。
*もしかしたら地中の植物の根が押し上げてきているのかもしれない
このようなことを考慮に入れながら。
まぁ考えててもわかんないのでとにかくバラしていきます笑
思いっきりバールで突くと、幸いにもコンクリート部がバラバラと取れてきましたよ・・。
ガンガン突きまくってこんな感じに。
あ〜。こんな風になってたんだレール。こんなタイプは初めてだわ。
元々の鉄のレール部を叩くと、錆(サビ)の付いたコンクリートが
パラパラと取れていきます。
これは。。コンクリートの中での鉄の錆太りによる隆起、割れなのでは
ないだろうかと推測していくわけです。
コンクリート部をほぼ取り除いてまた観察。
地面にバールを垂直に何度も突き立てて調べていきますが根にアタリなし。
これは錆が原因というのにウェイトを置いて、持ってきた木材で道具組んで
地面を叩いて締めていきます。
その後はメッシュを切って入れて並べて固定して。
水平出しながらさらにぐぐぐ〜っとコテで押さえていくわけです。
そして僕の作業の大きな特徴である
何事もなかったかのようにここの現場を去るのが僕の目標です。
さて、コンクリートの硬化待ちでこの日はここまで。
また明日に続きます。
今のところスムーズな流れ。うまくいきますように。。
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