祭りのち、嵐。

昨夜は近所でお祭り。なんか最近遊んでばかりいるようですが、またそれも良し。
ここは書くと長くなるのですが「小牧長久手の戦い」で膨大な人が無くなった土地なので
それを供養したお寺の安昌寺観音祭りと呼ばれる小さいけど盛り上がるお祭りです。
ここはそんなに広いスペースではないのにたくさんの人々がやってきます。
そして不思議と祭りの間はいつもより広く感じるんですよね。
なんか不思議。いろいろなモノも寄って来てる気もしますしね。。

でもまぁ楽しいのは出店。
夜は発光系、強いなぁ。。

怪しい光を放つ子らがそこかしこ。

これ初めて見ました。
ついに飲み物も発光かぁ!?

単価600円。。な、なかなかのもの。
この電球型のボトルで飲むみたいですね。。

見てたんですがものすごい売れていました。
これはなかなかすごいな。

こんな感じに光ってる。なんかもう飲み物よりも光。
走光性っていうか集光性っていうか、結局人は光に魅かれるもんなんだな、
と思いましたよ。同時に昔のビッグワンガムとかも思いだしましたよ。
お菓子とおまけの主従逆転とかね。

ここもすごかった。缶詰凍らせて売ってた。
これは頭いいな。ここもガンガン売れてたな。
お姉さん、頭いいぞ。

冒頭に書いた様にここはお寺。
盆踊りの少し横は墓。
この位置関係がぼくはすごく好き。

そして生者が怪しい光持って墓をウロウロする。
なんか仲良く混じってるよなぁ〜とか思いながら、ぼ〜っとそれを見る僕。


と。ここまではよかったのだけど。

なんか妙に蒸し暑いなと思ったら急に雨。
綿菓子喰ってる子もポテト喰ってる子も
浴衣でキメて来た女の子も、盆踊りを踊ってる協会の人も
ずっとカッコよく太鼓を叩いていた人にも
等しく雨は降り掛かる。
降り掛かるどころか、雷も鳴りだしてこれはもう豪雨。
みんなまさに蜘蛛の子を散らす様に家に帰っていきました。

そんな時頭の中に浮かんだのが、一枚の浮世絵。
あれなんだったっけ?
雨が降り出して橋の上で人々が急いで帰る緊張感のある様子の作品。

結局ほら、今も江戸もなんも変わらないやん。
雨はやはり等しく降り、わけへだてなく、人々をぐしょぐしょに濡らす。
そんなことを思いながら、ビッタビタになりながら家に家族で帰ったのでした。

雷ひどかったので、ちょっと妻と娘には雨宿りしててもらって僕が車取りに行って
迎えには行きましたけども。

なんか、ここまでされると自然とシンクロした感もあって妙に気分が良かったんだよな。

あ、これこれ。まさにこんな感じでしたよ。

『名所江戸百景』 大はしあたけの夕立

Sudden Shower over Shin Ohashi Bridge and Atake,
from the Series One Hundred Scenic Spots of Edo

安政4年(1857) 木版多色刷 大判錦絵 35.7×24.7cm

Tahara Koji/Works,Photo,Idea..

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