アフガニスタンボックスカメラ、改修の記録 〜 後編

改修続き。
一度ワークショップ初日に現像までやってしまってわかったのですが、
やはりステンレスのトレーと言えど1日使ってくるとサビてくる事が発覚!!
そうなると写真の表面が荒れてくるんですよね、サビで。。

なので!現像液のトレーは樹脂製のタッパーに交換です。
これでひとまず安心安心。

それから。ここ紹介してませんでしたが、複写用のアーム。
別にこうしなくてはイケナイってルールはなかったのですが、
やはり個人的にはこうしなくては!と思いまして 笑

  こういう風に展開して固定されるわけです。
ここに出来たネガを貼って複写すると写真が出来るって感じです。
こういうギミック作るの、ホントに好きなのです僕。

撮影ワークショップの2日目。・・・を撮影されている様子。
右手はほとんどカメラと同体化。ボックスが暗室になって現像中です。
これ、ぱっと見なにしてるかわかんなくて実に怪しい・・。
ま、それでも体と心は暗室内に一体化。 ほぼ、阿頼耶識システム。。

それでも覗くと中はこの赤い光で照らされて
現像の様子がわかるようになっています。

心はもう、この箱の中。 黙々と現像します。

撮影の様子。これが1回目の撮影で出来たネガ。
露出は ISO 6 、F8、3秒 の記憶あり。

これを反転、複写するとこのような画像に。
モデルはtalo-Kのかおりさんです。
やはりネガの状態でいい光線で撮れると写真の上がりがいいですね。
写真の基礎みたいな事ですが、当然ながらそう思いました。
ここらへんはフィルムで撮るよりシビア、なのかもな。

そして、今回はいろんな方を撮らせていただきました。
撮った順に並べてみる事にします。

これ、ワークショップ1枚目。
記念すべき1枚。小さい子を撮るのはもっと天気が
よくないと捕まえられないのかもなぁ。

いつもワークショップでお世話になる方々。
すいません、まだこの頃は現像に慌ててしまって
画像が荒れてますね。 でも絵画的でおもしろい気も。

これは大学の先輩ご夫妻。
ちょっと撮り方を掴めてきた頃。
でも、見てるものと焼き付けられてるものが結構違うんだな!!
と感じ始めた頃。

朋の一家。女4人。4姉妹みたい。
そしてここらへんから、あれ??なんか時代が?国が??
とか思い始める。 インディオ?イゾラド?
でも喜んでいただけて嬉しかったなぁ。

ここも朋ご家族。
お2人を良く知ってるので、個人的に大好き写真。
もう、時代がわからない。
人間力だけが写ってる感じ、ですかね。

僕の心の師。
長時間露光でしたが、静止ありがとうございました!!

そしていつも応援してくださる朋。
この日もありがとうございました。

姉弟子。撮影ありがとうございました。
写真持っていきますから!!

東京からの朋。
この写真機を見てほしかったので、それがかなって
嬉しかったな。いろいろアドバイスありがとう!!

朋のご家族。
夕方だったので露光が3秒くらいだったからか
なんだか家族のみなさんの強い魂が写っている気がします。
この写真も早くお渡しせねば!!!

この箱の四角い扉を開けると見える、見知らぬ世界。

ワークショップは終わったのですが、これからはまた好きな感じに撮っていこうかと。

木彫作品と違って、如実に改修箇所が出てきてどんどん触っていくとこが増えていくのが
新鮮でしたねこの作品。


また、しばらくしたら進化していくのかな?どこかでまた撮影会するかもなので

どうぞよろしくお願いします。 その時が来たら、おしらせしますね〜!


Tahara Koji/Works,Photo,Idea..

日々、あれこれ考えたこと、見つけたこと、やってる仕事、思わず撮った写真なんかをぽつぽつとアップしていく日記のようなものです。フォロー大歓迎です。どうぞよろしくお願いいたします!!

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